奉行シリーズ専用のEAI(※)ツールです。奉行シリーズと企業の内外に存在するさまざまな形式のファイルやデータベース、プラットフォームとの間でのデータ連携(データの受け渡し)を実現します。また、強力なデータ編集機能を併せ持つため、従来、Excelなどを使って人手で行っていたデータ編集作業を自動化することもできます。Tsunagu for 奉行は奉行シリーズとその他のデータソースとのデータ連携に必要な機能をオールインワンで提供します。
※EAI(Enterprise Application Integration)
企業内で使われている複数の異なる種類のコンピュータシステム(以下、異種システム)同士を連携させ、データやプロセス(処理の手続き)を統合すること。通常、異種システムはデータを入出力するインターフェイスが異なるため、それらを連携する際にはお互いデータの受け渡しができるようにインターフェイスやデータ変換プログラムを個別に開発する必要がある。
EAIツールは異種システム間でデータの受け渡しをするためのソフトウェアで、主要なファイル形式やデータベース、プラットフォームのインターフェイス(主にデータを読み書きする機能)を備えており、それらを組み合わせことで異種システム間でのデータの受け渡しを実現している。
習得が困難な高度なプログラミングの知識を必要とせず、データ連携処理を作成することができます。従来、データ連携処理を開発する場合、例えば、Excelブックに入力されたデータから勘定奉行の仕訳伝票データを作成する場合、①Excelブックに入力されたデータを読み取るプログラムを作成するための知識、②勘定奉行でそのまま受け入れ(インポート)可能なOBC受入形式データを作成する知識、そして、③それらの間でデータを編集するための知識が必要になっていました。Tsunagu for 奉行はそれら全てをアイコンを配置して設定するため、高度なプログラミングの知識を必要としません。
※OBC受入形式
奉行シリーズでそのまま受け入れ可能なデータ形式。レイアウトは奉行シリーズで定められています。
2017年4月現在、以下のラインナップがございます。各ラインナップの詳細な製品構成は[製品パンフレット]の裏表紙をご覧ください。
奉行を含まないデータ連携にご利用いただくことはできません。Tsunagu for 奉行は奉行シリーズ専用となっており、以下の用途でのみ利用いただくことができます。
上記以外の用途でお使いの場合は、DataSpider ServistaとDataSpider Servistaのオプション製品:DataSpider Servista Adapter for 奉行V ERPをご利用ください。なお、DataSpider Servista Adapter for 奉行V ERPを追加購入される場合は、必ず、DataSpider Servistaを購入されたベンダー様にご相談ください。
Tsunagu for 奉行は奉行i8/10シリーズ用の製品、奉行V ERP8/10シリーズ用の製品をそれぞれ用意しております。各製品の詳細な製品構成は[製品パンフレット]の裏表紙をご覧ください。
[製品パンフレット]はこちらからOEM元の製品であるDataSpider Servistaは「IT系の会社に入社して2年目の文系出身社員が操作できること」を想定して開発されています。Tsunagu for 奉行としては、奉行シリーズの汎用データ受入機能や汎用データ作成機能、帳票出力時のCSV転送機能などを利用されている方、もしくは利用することを検討されている方を想定しています。
Tsunagu for 奉行はDataSpider ServistaのOEM製品です。DataSpider Servistaは汎用的なEAIツールですが、Tsunagu for 奉行は奉行シリーズ専用となっており、以下の用途でのみ利用いただくことができます。
上記以外の用途でお使いの場合は、DataSpider ServistaとDataSpider Servistaのオプション製品:DataSpider Servista Adapter for 奉行V ERPをご利用ください。なお、DataSpider Servista Adapter for 奉行V ERPを追加購入される場合は、必ず、DataSpider Servistaを購入されたベンダー様にご相談ください。
株式会社アプレッソが開発するEAIツールです。Tsunagu for 奉行シリーズとは異なり、データ連携全般にお使いいただくことができる製品です。3年連続で顧客満足度No.1(※)を獲得しており、導入実績は2900社以上となっております。詳しくは株式会社アプレッソの製品サイトをご覧ください。
※2016年3月 日経BPコンサルティング調べ EAIソフトウェア部門
Tsunagu for 奉行V ERP8/10シリーズは奉行シリーズとの連携に必要な機能を絞り込んだパッケージになっています。オプションのアダプタを追加することでクラウドやBIツール、EDIやECサイトとのデータ連携処理を作成できるようになります。また、オプションのトリガーを追加することで、スクリプトを実行するタイミングを増やすことができます。
オプション製品のラインナップは[価格表]をご覧ください。また、オプション製品の詳細な仕様等については[各種製品のお問い合わせ・資料請求はこちら]ページからお問い合わせください。
オプション製品のラインナップ[価格表]はこちらから
A.Tsunagu for 奉行i8/10シリーズにオプション製品はございません。
データを読み書きする際に使用する部品のことです。Tsunagu for 奉行の画面ではアイコンで表現されており、いくつかの項目を設定するだけで、そのデータを読み書きすることができるようになります。 例えば、「Excelアダプタ」を使えば、Excelブックのファイル名と読み取るシート、読み取る範囲を選択するだけでデータを読み取ることができます。また、奉行シリーズ用のアダプタを使えばOBC受入形式(※)のデータを書き出すことができます。これらを組み合わせることで、Excelブックに入力された注文データから商奉行の受注伝票データを作成するような「データ連携処理」を作成します。
Tsunagu for 奉行では(奉行シリーズ用を除いて)36種類のアダプタを用意しています。基本構成に含まれるアダプタは[製品パンフレット]もしくは、[価格表]をご覧ください。
※OBC受入形式 奉行シリーズでそのまま受け入れ可能なデータ形式。レイアウトは奉行シリーズで定められています。
オプション製品のラインナップ[価格表]はこちらから
データを受け渡しする際の日時や数値の演算、文字の加工、コード変換などを定義するツールのことです。データの演算や抽出、加工に使用するロジック(関数)アイコンにより、ノンプログラミングでのデータ編集を可能にしています。ロジックアイコンを単体もしくは、組み合わせて利用することで、強力なデータ編集を可能にします。
アダプタやマッパーを組み合わせて作成したデータ連携処理を自動実行するための仕組みです。決められた日時や一定時間間隔で実行する「スケジュールトリガー」や、所定のファイルが作成されたり、更新・削除されたタイミングで実行する「ファイルトリガー」があります。また、Tsunagu for 奉行以外のシステムからデータ連携処理を起動するための「アプリケーショントリガー」もあります。 Tsunagu for 奉行では7種類のトリガーを用意しています。基本構成に含まれるトリガーは[製品パンフレット]もしくは、[価格表]をご覧ください。
オプション製品のラインナップ[価格表]はこちらから
一般的に「スクリプト」とは簡易的なプログラムのことを言いますが、Tsunagu for 奉行ではアダプタやマッパーを組み合わせて作成した「データ連携処理」のことを言います。Tsunagu for 奉行はデータ連携処理に必要な機能をアイコンで表し、それらを配置してデータ連携の手順を設定するため、高度なプログラミングの知識を必要としません。
[製品概要]ページの[Tsunagu for 奉行 接続先一覧]をご覧ください。基本構成に含まれるアダプタは[製品パンフレット]もしくは、[価格表]をご覧ください。
オプション製品のラインナップ[価格表]はこちらから
基本構成に含まれるアダプタやトリガーは[製品パンフレット]もしくは、[価格表]をご覧ください。
オプション製品のラインナップ[価格表]はこちらから
上流工程のシステムでデータを削除した場合は、以下の3つの対応が考えられます。
A.OBC受入形式で定義された項目のみとなります。
※OBC受入形式
奉行シリーズでそのまま受け入れ可能なデータ形式。レイアウトは奉行シリーズで定められています。
Tsunagu for 奉行には仕様書を出力する機能があります。データ連携の流れを定義したスクリプトの詳細や、アダプタの設定内容、マッピングの設定内容など全ての設定内容が出力されます。
Tsunagu for 奉行は奉行シリーズでそのまま受け入れ(インポート)可能なOBC受入形式データを作成することができます。奉行シリーズへのデータの書き込みは、作成したOBC受入形式データを奉行シリーズの汎用データ受入機能を使ってインポートすることで実現します。
※OBC受入形式
奉行シリーズでそのまま受け入れ可能なデータ形式。レイアウトは奉行シリーズで定められています。
奉行V ERP8/10シリーズの自動実行管理オプションと連動することで可能です。
奉行シリーズからのデータの取り出し方法は、以下の3つの方法が考えられます。
方法① Tsunagu for 奉行のリアルタイムデータ読み取り機能を使う
Tsunagu for 奉行の機能を使うことで「当日」などのように条件を柔軟に指定することができます。スケジュールトリガーを使うことで、奉行i8/10シリーズからのデータの取り出しを自動化することができます。
方法② 奉行シリーズの汎用データ作成機能を使う
一部のデータでは、変更されたデータのみを抽出することができます。また、Tsunagu for 奉行のファイルトリガーを使うことで、データを作成すると自動的にデータ連携やデータ変換の処理を実行することができます。
方法③ 奉行シリーズの帳票をCSV転送する機能を使う
奉行シリーズは多くの帳票出力機能でCSV転送することができます。また、方法②と同じように、ファイルトリガーを使うことで、CSV転送すると自動的にデータ連携やデータ変換の処理を実行することができます。
Tsunagu for 奉行のリアルタイムデータ読み取り機能を使う場合は、トリガー機能を使用することで可能です。
以下の通りです。
Tsunagu for 奉行i8/10シリーズ製品を複数本購入いただくことで、作成可能なスクリプトの本数を増やすことができます。ただし、2本目は1本目とは異なる奉行製品用のものを購入いただく必要があります。例えば、Tsunagu for 奉行i8[標準版]の商蔵奉行用を1本目に購入した場合、2本目は勘定奉行用を購入し、同じサーバにインストールすることで、30本のスクリプトを作成することができるようになります。
[動作環境]ページをご覧ください
以下の通りです。
以下の3つの方法があります。
1.ハンズオンセミナーを受講する
毎月、東京(日本橋)と大阪(梅田)でハンズオンセミナーを開催しております。このセミナーでは実際にTsunagu for 奉行を操作し、奉行シリーズにデータを受け入れる際の手順や、奉行シリーズからデータを取り出す際の手順を体験いただけます。詳しくは[ハンズオンセミナー]ページをご覧ください。
2.体験版を申し込む
Tsunagu for 奉行を体験できるクラウド環境を無償で提供しています。体験版はインストールやセットアップを行うことなくご利用いただくことができます。詳しくは[評価版・体験版のご案内]ページをご覧ください。
3.評価版を申し込む
自社の環境での評価をご希望の場合は、評価版を提供しております。詳しくは[評価版・体験版のご案内]ページをご覧ください。
YouTubeに動画を用意しております。詳しくは[ドキュメント一覧]ページをご覧ください。
奉行シリーズを導入済みのお客様は、奉行シリーズを購入されたベンダー様もしくは、オービックビジネスコンサルタント様にご相談ください。奉行シリーズとともに導入を検討中のお客様は日本電通までご連絡ください。
電話番号:06-6577-4191
コールドスタンバイ(スタンバイ中、Tsunagu for 奉行は停止している)であればライセンスは不要です。
以下の通りです。
※電子メール以外のサポート(例えば、オンサイトサポート、コンサルティング、トレーニング等)とサンプルスクリプトの提供は含みません。
導入した日からとなります。
可能です。その場合、Tsunagu for 奉行の保守開始日から奉行シリーズの保守開始日までの期間に相当する保守費をお支払いください。例えば、Tsunagu for 奉行が4月導入(=4月保守開始)、奉行シリーズが7月導入(=7月保守開始)である場合、3ヶ月分の保守費を追加でお支払いいただくことで、翌年度以降の保守開始タイミングをあわせることができます。
可能です。Tsunagu for 奉行を購入されたベンダー様にご相談ください。
初期診断サービス(有償)を用意しております。診断結果は以下のいずれかとなります。
Tsunagu for 奉行は奉行シリーズ専用となっており、以下の用途でのみ利用することができます。
上記以外の用途でお使いの場合は、DataSpider ServistaとDataSpider Servistaのオプション製品:DataSpider Servista Adapter for 奉行V ERPをご利用ください。なお、DataSpider Servista Adapter for 奉行V ERPを追加購入される場合は、必ず、DataSpider Servistaを購入されたベンダー様にご相談ください。。
サポート対象外です。
サポート対象外です。
DataSpider Servistaのオプション製品:DataSpider Servista Adapter for 奉行V ERPをご利用ください。なお、購入に際しては、必ずDataSpider Servistaを購入されたベンダー様にご相談ください。
必要です。
・奉行シリーズが使用するデータベースについて
Tsunagu for 奉行でアクセスする奉行シリーズのデータベースには、SQLServerのフルユースライセンスが必要です。奉行シリーズとは別に購入されたSQLServerをご用意いただくか、フルユースライセンスのSQLServerがバンドルされている奉行シリーズをご利用いただく必要があります。なお、奉行シリーズのデータベースとして利用するSQLServerのライセンスをCALで購入されている場合は、CALをひとつ消化します。
・奉行シリーズ以外のシステムが利用するデータベースについて
奉行シリーズ以外で利用しているデータベースについても、該当製品のライセンスが必要になります。例えば、Oracleのデータを奉行シリーズに連携させる場合は、Oracleのデータベースへのアクセスに必要なライセンスもご用意ください。
ございます。
・製品購入前のお問い合わせ
[各種製品のお問い合わせ・資料請求はこちら]ページからお問い合わせください。
・評価版のインストール時やご利用中、体験版をご利用中のお問い合わせ
[導入相談]ページからお問い合わせください。
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